アスファルトのリサイクル技術と環境への配慮
舗装工事の豆知識広島にお住いの皆様こんにちは。
広島市を拠点にアスファルト舗装工事を専門に行うインダストリーオカダ株式会社です。
アスファルト舗装は、アスファルト混合物を主原料として用いて施工する舗装方法です。アスファルト舗装は、施工が早くすぐに使えるのがメリットです。
アスファルトのリサイクル技術は、環境負荷や廃棄物の軽減、資源有効活用に貢献しています。アスファルト混合物製造時の温度を下げたり、新しい舗装材に再生したアスファルトを積極的に活用したりしています。
今回はアスファルトのリサイクル技術と環境への配慮についてわかりやすく解説します。
目次
アスファルトのリサイクル技術
▼再生アスファルト混合物
▼コールドリサイクル
▼ホットリサイクル
▼ウォ-ムミックスアスファルト
環境への配慮
▼廃棄物減少
▼資源の有効活用
今後の課題
<まとめ>
アスファルトのリサイクル技術
▼再生アスファルト混合物
古くなった舗装道路から剥したアスファルトを再生骨材に再生加工して、新しい舗装材に再利用する方法です。一般に再生率(再生材の混合割合)は20~60%で、日本での再利用率は90%以上あります。
▼コールドリサイクル
加熱せずにアスファルトをリサイクルする方法です。道路上での「その場再生」が可能で、主に交通量の少ない道路や一時的な補修に使われています。加熱する工程がいらないため、エネルギー消費が少なくCO₂の排出が大幅に削減されます。
▼ホットリサイクル
再生アスファルトを加熱して新しいアスファルトと混合し、舗装材として再利用する方式です。品質が高いので、交通量が多い主幹道路にも使用可能です。しかし、ホットリサイクルをするには、設備投資として高温プラントが必要になります。
▼ウォ-ムミックスアスファルト
通常より低い温度で施工するアスファルト技術で、製造時の排出ガスとエネルギー消費を約30%削減できます。作業環境も改善されるので、労働者の健康にも貢献します。
環境への配慮
アスファルトの環境の技術は、単なるリサイクルにとどまらず、カーボンニュートラルな社会の実現にも貢献します。
▼廃棄物減少
アスファルトの廃材をそのまま埋めて処分せず、リサイクルすることで大幅な廃棄物減少に貢献しています。また廃棄物減少による埋立地の延命にもなっています。
▼資源の有効活用
再生アスファルトに注目し、廃アスファルトを回収し、加熱・再処理をして再利用することで、廃棄物を軽減することができます。また通常のアスファルトは160℃~180℃で加熱し施工されますが、低温アスファルト(100~130℃)があります。
今後と課題
現在、日本では日々進化してアスファルトのリサイクル率は非常に高いですが、さらなるリサイクル向上と、リサイクルされたアスファルトの品質維持や、異物混入の対策も必要です。また、水平リサイクル(同じ用途への再利用)の割合が低い状況なので、水平リサイクルを推進することで、廃棄物の排出量の軽減と資源の有効活用に需要と供給のバランスやリサイクルコストの低減も課題となります。
<まとめ>
近年、地球環境への関心も高まり、使用済みアスファルトの再生アスファルト技術は、資源の有効活用のみではなく、廃棄物削減やCO₂排出量の抑制につながる重要な技術です。当社でも地球環境に配慮したアスファルト舗装工事を進めていきます。
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