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駐車場の耐用年数と減価償却について

舗装工事の豆知識

広島にお住いの皆様こんにちは。

広島地域密着の舗装工事専門業者のインダストリーオカダです。

広島でも駐車場経営は土地活用において、一番生活に身近なものです。

広島の駐車場でも、青空(平面)のコインパーキング駐車場や自走式の空間を有効的に使える立体駐車場土地が限られた立地ではタワーパーキング駐車場があり、精算機・ゲートバー・フェンスや看板照明などの機器を設置しています。これら駐車場に設置済みの機器等は減価償却ができます。

各機器等にあらかじめ設定された法定耐用年数に応じて減価償却ができ、経費として毎年の確定申告時に不動産所得から差し引くことが可能です。

また、駐車場には土地の整地も必要です。アスファルト舗装やコンクリート舗装、砂利敷などがあります。

今回は、「駐車場の耐用年数と減価償却について」わかりやすく解説します。

 

目次
減価償却とは?
減価償却の対象となる資産とは
減価償却のメリット・デメリット
償却資産(固定資産)税の申告について

<まとめ>

 

減価償却とは?

減価償却とは、建物や機械など「長期間にわたって使用する資産」にかかった費用を、一度に経費として計上せず、

使用年数に応じて分割して経費化する仕組みです。

広島でも、駐車場の舗装や機器類などの固定資産は時間の経過や使用により価値が減っていくため、減価償却が必要になります。

 

減価償却の対象となる資産とは

1.建物・建築物

駐車場の舗装、外灯、フェンス、排水設備など

・事務所・ガレージ・倉庫などの建物部分

2.機械・装置

・コインパーキングの精算機、ゲートバー、監視カメラ

・自動販売機、照明設備、給排水ポンプなど

3.車両・運搬具

・会社で使用するトラック、ダンプカー、営業車など

4.工具・器具・備品

・パソコン、看板、事務机、電話、掃除機など

減価償却できる資産は、建物・建物付属施設・構築物・機械装置などで、土地自体は減価償却の対象にはなりません。

1年以上使用し、取得価格が10万円以上の資産は、原則として減価償却の対象になります。

広島でも駐車場経営では、舗装・精算機・看板・照明などが典型的な減価償却資産です。

 

減価償却のメリット・デメリット

メリット

1.節税効果がある:資産の購入費用を分割して経費にできるため、毎年の所得税・法人税を抑えられる。

2.資金繰りが安定しやすい:現金の支出は購入時のみですが、経費は毎年計上できるため、実際のキャッシュフローに余裕を持たせることができる。

3.正確な経営状況把握できる:時間経過で価値が下がることを計算上も表せるため、財務状況が現実的になる。

 

デメリット

1.初年度に全額を経費にできない:初年度に全額経費化ができないため、投資回収に時間がかかる。

2.管理が複雑になる:耐用年数や計算方法の管理が複雑になりやすい。

3.売却・廃棄時の会計処理が必要:売却・追加処理が必要になる場合がある。

広島での駐車場経営でも、減価償却は「資産価値を正しく経費化し、節税にもつながる」便利な仕組みです。

ただし、扱い方を誤ると会計処理が複雑になるため、税理士や専門業者と相談しながら計画的に進めることが大切です。

 

償却資産(固定資産)税の申告について

申告時期

広島市をはじめ、毎年1月31日までに、市町村へ申告します。また、耐用年数が経過したものでも申告が必要です。

減価償却済みの資産でも、事業のために所有している限り、毎年償却資産を申告します。資産の異動(増減)がない場合もです。

なお、少額の償却資産の場合には申告が免除されることもあります。

 

家屋と償却資産の区分に関する注意点

広島でも駐車場経営をしている場合、設置している機器や設備も「償却資産」として申告が必要なケースがあります。

忘れるとあとから追徴課税になることもあるため、必ず毎年確認しましょう。

 

<まとめ>

広島でも駐車場のアスファルト舗装や整備には、それぞれに「耐用年数」と「減価償却」が定められています。

アスファルト舗装自体の耐用年数は一般的に10~15年で、経年劣化によってひび割れや陥没が起こる前に補修や再舗装が必要になります。

(※アスファルト駐車場でも建物や構造物ではない場合は土地です。土地には耐用年数はないので、青空(平面)駐車場に「耐用年数」はありません。)

また、駐車場に設置する機器類は、耐用年数が5~10年程度と比較的短く、こららは「償却資産」として減価償却の対象となります。

駐車場経営では、耐用年数に沿って正しく減価償却を行うことで、節税効果を得ながら資産の管理と更新計画を立てることができます。

 

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広島県広島市安佐南区に本社を構え、創業33年を迎えるインダストリーオカダ株式会社(建設業許可 舗装工事業 広島県知事許可(般-4)28801号)の代表取締役。桜が峠や広域避難路「川の内線」の舗装工事に始まる広島県内の公共工事を中心に実績を積む。また、公安委員会から「優良安全運転管理者」の表彰実績をいただいており、施工品質や安全対策には最大限の配慮をした上で舗装工事を行っております。

【創業30周年/地域貢献活動】
・もみじ銀私募債で広島市市立大学に寄付
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