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アスファルト舗装の寿命を決める「プライムコート」の役割|路盤と舗装を一体化させる技術的根拠

舗装工事の豆知識

広島にお住いの皆様こんにちは。広島地域密着の舗装工事専門業者のインダストリーオカダです。

意匠性の高い建築物や、長期的な資産価値を重視する外構設計において、舗装の「表面」以上にこだわるべきは、目に見えなくなる「層と層の結合」です。

今回は、アスファルト舗装の耐久性を根底から支える「プライムコート(路盤用乳剤)」の役割と、混同されやすい「タックコート」との違いについて、技術的な視点から解説します。

 

プライムコートは「接着」以上の役割を担う

一般的に「接着剤」と表現される乳剤ですが、未舗装の路盤(砕石層)に対して散布するプライムコートの役割は、単なる接着にとまりません。

 

  • 路盤への浸透と安定: 砕石の隙間に乳剤が深く浸透し、路盤表面を固結させることで、上層の施工荷重に耐えうる安定した「面」を作り出します。
  • 防水性の確保: 路盤を膜で覆うことにより、雨水の下層への浸透を防ぎ、地盤の軟弱化による舗装の陥没(わだち掘れ)を未然に防ぎます。
  • 層間の一体化: 路盤とアスファルト層を「一蓮托生」の状態に一体化させることで、交通荷重を構造全体で分散して支えられるようになります。

アスファルト舗装の乳剤について

 

「プライムコート」と「タックコート」の違い

よく混同される二つの工程ですが、使用する目的と対象が明確に異なります。

項目

プライムコート (Prime Coat)

タックコート (Tack Coat)

主な目的

路盤の安定・防水・舗装との密着

舗装層同士の強力な接着

散布対象

路盤(砕石・砂利)の上

既存のアスファルト・コンクリートの上

役割のイメージ

下地を固めて「馴染ませる」

層と層を「糊付けする」

標準散布量

1.0 1.5 L/

0.3 0.6 L/

 

設計意図を形にする「養生」という時間

設計図書に記された品質を確保するために、私たちが現場で最も重視しているのが「養生時間(分解)」です。

プライムコート散布直後にアスファルトを敷設すると、乳剤に含まれる水分が残留し、逆に剥離の原因(サンドイッチ現象)を招きます。乳剤が褐色から黒色に完全に変化し、路盤にしっかりと定着したことを確認してから次工程へ進む。この「待つ」という判断が、10年後のクラック発生率を大きく左右します。

 

見えない場所にこそ、設計の思想を

舗装は、完成した瞬間がゴールではありません。数十年、荷重に耐え続け、美しい景観を維持できて初めて「良い仕事」と言えます。

施主様が描く「長く愛される空間」を、私たちはプライムコートという目に見えなくなる一層から、確かな技術で支え抜きます。仕様の検討や現場の条件に合わせた最適な工法の選定など、施工のプロとしてお力添えをさせてください。

 

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代表取締役 岡田 竜二

広島県広島市安佐南区に本社を構え、創業33年を迎えるインダストリーオカダ株式会社(建設業許可 舗装工事業 広島県知事許可(般-4)28801号)の代表取締役。桜が峠や広域避難路「川の内線」の舗装工事に始まる広島県内の公共工事を中心に実績を積む。また、公安委員会から「優良安全運転管理者」の表彰実績をいただいており、施工品質や安全対策には最大限の配慮をした上で舗装工事を行っております。

【創業30周年/地域貢献活動】
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